トワイライト研修 第1回「なぜ,いま,社会力育ての教育に転換すべきなのか」

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トワイライト研修とは教職員の資質向上を目指し,希望制でおこなう自主的な研修です。特に今年度は「主体的・対話的で深い学び」を教職員自ら実践できるようにテーマ別に少人数のゼミ形式で実施いたします。

第1回のトワイライト研修はつくば市教育長 門脇厚司先生を講師にお迎えして「なぜ,いま,社会力育ての教育に転換すべきなのか」をテーマに市内11名の先生方と去る6月5日(火)18時よりつくば市総合教育研究所においてゼミ形式の講座を実施いたしました。

前半は,社会力育ての教育に転換する理由として門脇先生より

  1. 生まれながらの能力の質量に拘わらず,誰もが(どの子も)望ましい善き生涯を送れるようにするために。
  2. 人類社会がこれからも存続できるようするために。・・互恵的協働社会を再現するために。

という2つの理由の提示がありました。

また,これからの学校ではどのような教育を実行したらよいのかについては,「善き生 の実現能力(Capability)」と「社会力(Social Competence)」を育てる必要があるとお話しをされました。

「善き生の実現能力」とは誰もが「こんな一生を送れたらいいな」とか「こんなふうに生きられたら幸せだろうな」と思っているそうした生き方を自分の力で実現するために必要な力や技のことである。また「社会力」とは,日々,社会の中で持ちつ持たれながら生きている者同士が,他の誰かが実現しようとしている生き方を理解し,その実現を手助けすることをごく自然のこととしてやってあげる意志や能力のことである。というお話をされました。

後半では,前半の先生のお話しを聞いて,参加した先生方から質問や意見がだされテーマについて深めていくことができました。2時間弱という短い時間のなかでは,意見の交換も充分ではありませんでしたが,この講座で,「社会力」について今後,考えていける機会にはなったと思います。