10月30日(月),教育課程検討部会による社会科研究授業がつくば市立大穂学園中学校で行われました。
授業者 つくば市立大穂学園中学校 宮本 豪 教諭
- 単元名 地方自治と私たち(9年生)
- 目 標・・・「市民性」を加える
- より良い地域社会の実現のために,多面的・多角的な思考を通して合意形成し,つくば市の課題解決に向けて提案することができる。(市民性)
- 新学習指導要領における「3つの力」に,つくば市独自の「市民性」を加えつくば市の特色をだせる授業を目指しています。
- 単元についての指導観・・・「6つの帽子」の手法を活用する
・・・・・新学習指導要領における,社会的見方・考え方を働かせた思考力,判断力,表現力等の育成のために,公民的分野では,多様な視点に着目して,課題解決のために選択・判断する活動が重要視される。そこで,エドワード・デ・ボーノ博士が開発した思考法である「6つの帽子」という思考法を授業で活用することにした。「6つの帽子」とは,「水平思考」とも呼ばれ,話合いの際に6つ(6色)の視点を設定し,全員が同じ視点で意見を述べることで,賛成・反対といった狭い視野で対立することなく,物事を多面的・多角的に捉えることができるという思考法である。また,視点が明確に定まっているため考えやすく,発言しやすい。本実践における6つの視点と順序は,①白…中立的視点(事実やデータ)②赤…感情的視点(直感的な判断)③黄…肯定的視点(良い点)④黒…批判的視点(問題点)⑤緑…創造的視点(新たな提案)⑥青…思考プロセス的視点(総括・まとめ)とし,1人を司会とした4人組のグループで話合いを行うこととした。実際に6色のボールを用意し,司会がボールの色を切り替えながら話合いを進めることで,各視点を意識し生徒が主体的に学習に取り組む態度を育みたい。また,⑤緑(新たな提案)において,グループで意見を出し合った後に,ジグソー形式で他グループのメンバーと意見交換することで,さらに多様な考えに触れ,⑥青(総括・まとめ)に生かせると考える。
今回の授業は,教育課程検討部会が検討を重ねてきた内容・理論を実践した授業です。まだまだ,検討を重ね改善しいていく必要がありますが,当日は市内の30名の先生方と(株)キャリアリンク 本家 未央様、はじめ多くの方の参観を頂きました。
「生徒ひとりひとりが課題意識をもって授業に臨んでいた」「グループ内で自分の意見をしっかりと述べていた」「6つの帽子の手法が生徒たちの思考の方向性を明確にしていた」「テンポのより授業で、中身の濃い授業であった」などの感想を頂きました。
お忙しいなか、参観して頂いた先生方、また会場を提供いただいた大穂学園中学校の校長先生はじめ、先生方大変にお世話になりました。ありがとうございました。




