本時の目標
micro:bitを活用したプログラミング体験を通して、地球温暖化を防ぐために、電気を効率よく制御する方法を考えることができる。
本時で育成する情報活用能力
コンピュータやプログラミングの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする力
コンピュータやプログラミング教材を適切に活用し、課題を論理的に解決できる力
- 導入
- 前時までの学習を振り返りり、地球温暖化を防ぐためには二酸化炭素排出量を減らすことが大切であることを確認する。
- 本時の課題をつかむ。あったらいいな。こんな機能が付いている扇風機~地球温暖化を防ぐための扇風機を開発しよう~
- 本時の学習内容や作業の順序を知る。
留意点- 前時までの学習(地球温暖化の原因や、そのために起こっている環境問題など)を大型テレビで振り返る。
- 二酸化炭素の排出量を減らすために、電気を制御した扇風機を開発するために、プログラミング教材micro:bitを活用することを伝える。
- micro:bitに付いている機能で、効果的に活用できる機能(温度センサー・明るさセンサー・加速度センサー・ボタンスイッチ・無線機能など)を確認する。
- 展開1
- どんな扇風機を開発すれば、電気を効率よく利用できるかグループで考える。
(1)ワークシートに、フローチャートを書き、開発する扇風機をプログラムする。
(2)フローチャートを基に、Micro:bitの機能を活用してプログラミングし、扇風機を動作させる。
留意点- 自分が開発する扇風機について、どのような機能を使って、どのように制御するかを、ワークシートで確認する。
- ワークシートにフローチャートを書き、開発する扇風機について、プログラム作成の順序を確認する。
- 入力(センサー)と出力(モーター)が、コンピュータのプログラムによって制御されていることを確認する。
- 「条件分岐」「順次処理」「繰り返し」をどのように組み合せればよいか、実際に試してみる活動を通して、その動作の仕組みを、児童が体験的に捉えられるようにする。
- どんな扇風機を開発すれば、電気を効率よく利用できるかグループで考える。
- 展開2
- (3)プログラムした扇風機が、意図した通りに動作するか確認し、修正する。
留意点- 試行錯誤を繰り返し、自分のプログラムを見直す場を設け、条件を追加したり設定を再検討したりする姿を引き出せるようにする。
(例)温度→温度と明るさ
- まとめ
- グループごとに、開発した扇風機を発表する。
留意点- 電気の働きを制御するプログラムを作成することで、電気を効率的に利用することができることを確認する。
- 二酸化炭素排出量削減のために、効果の大きな方法、長く取り組める方法、簡単に取り組める方法等、多様な考え方やプログラムの作成の仕方を認め合う。
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