本時の目標
我が国における水産業のさかんな地域や漁業の特色について調べたことをScratchに表すことによって、なぜ漁業で働く人々が工夫や努力を重ねているのかを理解することができる。
本時で育成する情報活用能力
単元を通して調べた水産業のさかんな地域や漁業の種類・特色などについて調べたことを、プログラミングソフト(Scratch)を効果的に活用し、クイズをつくることで、内容を身につけることができる。
- 導入
- 本時の課題をつかむ。スクラッチで漁業に関するクイズを作って、人々が工夫や努力を重ねる理由を考えよう。
- 調べ学習を行う。
留意点- 教科書や図書資料、インターネットや、栽培漁業センター見学で得た情報をなどの、多くの資料から調べ学習を行うことができるようにする。
- クイズを出し合うことで、本時の課題に迫っていくことを伝えて、児童の学習意欲を高める。
- 展開1
- 調べた内容をプログラミング教材Scratchを使ってクイズにする。(チュートリアルの活用)
- プログラムに間違いなどがないか、見直す。
留意点- 事前にチュートリアル作品を作ってデモンストレーション用のクイズを作っておく。
- 意図した通りにプログラムが再生するかを確かめさせ、上手くいかないときには試行錯誤させる。
- 展開2
- 友達の作ったクイズを解く。
- クイズを解いて分かったことを付箋に書く。
- クイズから分かったことを白地図に付箋を貼りながら伝え合い、比較検討する。
留意点- クイズを解かせながら,各漁業の特色や、働く人の工夫・努力について意識できるような声かけをする。
- クイズの後に出てくる『解説』を読んで分かったことを、「沖合漁業」は緑色、「遠洋漁業」は水色、「養殖・栽培漁業」は黄色の付箋に記入させることで、比較検討が円滑に進められるようにする。
- 質問に答える時には、教科書や栽培漁業センター見学の内容などの根拠をもとに説明させる。
- まとめ
- 学習の振り返りをする。
留意点- 水産業で働く人が工夫や努力を重ねる理由について、クイズから分かったことをもとに伝え合うことができたか。
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