つくば市のプログラミング学習、実践事例などをご紹介しています。

5年算数「正多角形と円」

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ねらい

教科のねらい
これまでの授業で正多角形の意味と性質を理解してきた。このプログラミング学習を通して,正多角形の性質を再確認することができる。また,正多角形の性質を,内角だけでなく外角からも検討することができる。さらに,多角形と円の関係を捉え,円の学習への見通しを持つことができる。
プログラミング学習のねらい
多角形をかくプログラミングを考えることで,正多角形の性質を分解しながら再確認することができる。同じ動作は,くり返しの機能を使うことで,異なった表現(記号化)で表せることを理解する。正n角形のnを増やすことで,円に近づくことを推論することができるとともに,シミュレーションの有用性を理解する。

単元計画
  1. 正多角形の辺や角の数や大きさを調べる。
    ・「正多角形」を知る。
  2. 正多角形の中心角や角の数や大きさをまとめる。
    ・正多角形の向かい合った頂点を結ぶ対角線と辺でできる三角形を調べる。
    ・正多角形が円に内接していることを知る。
  3. 円の中心の周りの角を5 等分して,正五角形をかく。
    円と内角の関係を考える。
  4. 円を使って正六角形をかく。
    また,その方法で正六角形がかける理由を考える。
  5. スクラッチで正多角形をかく。(本時)
    ・正三角形,正五角形,正六角形
    ・内角と外角
    ・正多角形の性質と定義
    ・正n 角形を推論
  • 導入

    学習課題をつかむ。プログラミングで正多角形をかいてみよう。

    留意点
    • 教師画面を児童端末へ送り,学習の流れが理解できるようにする。
  • 展開1
    • 正方形(正四角形)をかくプログラムをもとに,どのような動きの組み合わせが必要か,どのように改善していけばよいかを考えながら,正三角形・正六角形をかくプログラムを作成する。
    留意点
    • 正方形をかくプログラムは事前に教師が準備しておく。
    • どの部分を変えれば他の正多角形をかくプログラムになるか,考えながらコーディングするよう指導する。
    • 正三角形・正六角形がかけた児童には,それら以外の正多角形もかいてみるよう促す。
  • 展開2
    • 正多角形をかくプログラムには,前時に学習した正多角形の定義が関連していることを確認し,正確な繰り返しが必要な作業をする際にコンピュータを用いるとよいことに気付く。
    留意点
    • 「今日の授業はパソコンで正多角形をかくだけの授業」と誤解している児童がいると思われるので,教科(算数)の学習内容と関連していることを強調する。また,何度も同じ処理を正確に繰り返すループ処理が(人間と比べて)コンピュータの優位性であることにも気付かせる。
  • まとめ
    • 学習の振り返りをする。
    留意点
    • 「この授業で新たにできるようになったことは何か」「さらに知りたいと思ったことは何か」の2点に焦点を絞り,本時の自分の学びを振り返るように促す。

正四角形のプログラムをもとに正三角形,正六角形のプログラムを作成する

作成したプログラムをScratchを使って確認する