「やらされるのでなく、やる」
私自身、そんな人になりたいとずっと思っています。吾妻小の子どもたちにもそんな人であってほしいと願っております。
6年生は、漢字の練習方法を今年度から変更いたしました。漢字を形だけ覚える「文字学習」から、意味まで覚える「語彙学習」に発展させたいと考えています。
以下、土居正博著「クラス全員が熱心に取り組む『漢字指導法』」からの引用です。
漢字は、ひらがなやカタカナ、アルファベットと違い「漢字そのもの」が意味をもつ文字です。その「漢字そのもの」の意味を保ちつつ、組み合わさることでさらなる意味を生み出す、得意な文字なのです。であるからこそ、「漢字そのもの」の意味や、熟語として組み合わさって意味などを学習する「語彙学習」でもあるということです。
子どもたちも、「漢字習得は語彙習得でもある」といった意識がないため、漢字ドリルや教科書に出てくる以外の使い方に目を向けません。
例えば、「情」のつく熟語は、国語辞典を引けば、「感情」「情景」「情感」「情報」「情操」「温情」「情熱」「激情」「情緒」など、山ほどあります。教科書や漢字ドリルに載っている熟語や使い方は「ほんの一部」なのです。
上記のことより、6学年では、先にお配りしたプリント(漢字練習のやり方)にある通り、漢字習得のステップとして
① 見慣れる
② 読める
③ 大体の形が分かり、書ける
④ とめ、はね、はらい、など正確な形が分かり書ける
⑤ 様々な使い方が分かる
⑥ 自分が作文で書くときなど自在に使いこなせる
としました。
具体的には、
① 漢字ドリルの進め方(新出漢字)をおこなう。
② 下敷き等で漢字を隠しながら、書けるかどうかのチェックをおこなう。
③ 書けなかった漢字を 漢字練習の手順にしたがって練習する。
④ 漢字活用練習をおこなう。
の順でおこなってください。
できたら、この間、配付致しましたプリントには書いてなかったのですが、
〈漢字音読タイムトライアル〉、〈漢字空書きチェック〉をお家の方の援助のもとおこなっていただけると幸いです。
〈漢字音読タイムトライアルのやり方〉
・漢字ドリル1冊すべてをやる。6年漢字ドリル上では5からスタートし、53 まで。黄色い背景の漢字があるページだけです。(テストのページはとばします)
・音読する箇所は、漢字の音・訓読みです。5なら、「もる」、「シ」、「ならべる、ならぶ、ならびに、なみ」「サ」「すな」「カン」「まく」「まき」と横に素早く音読していきます。(必ず、ほかの人に聞こえる音量で)
・53まで読み終えた段階でタイムを測定し、添付したカードを印刷して、日付と時間を記入します。1分が切れるようになると素晴らしいです。
・「①音・訓読み」が1分切ったら「②熟語読み」「③例文読み」に移る。
漢字音読タイムトライアル (PDFファイル)
漢字音読タイムトライアル(EXCELファイル)
〈空書きチェックのやり方〉
① お家の人指定のページを開き、「読み」以外が見えないようにノートなどで隠す。
② お家の人が最初から1文字ずつ出題していき、子どもは元気よく書き順を声に出し空書きする。
③ 1文字書いたらノートを1文字分ずらす。空書きできなかったら漢字の上にチェックを入れる。
④ 漢字ドリルの最後までそれを繰り返す。
以上、長々と漢字について述べてまいりました。
漢字学習についても「やらされるのでなくやる」、そんな児童になればよいと考えております。
ご家庭でご協力、どうぞよろしくお願いいたします。


