来週3月13日(火)に卒業式をひかえた9年生の技術科最後の授業は,「身近な製品を再発明する」と題して,身近な製品の問題点を考えそれを改善するアイディアを図で表しプレゼンする授業でした。この再発明の授業は,9年生最後の授業として今年が3年目の取り組みです。男子2名女子2名の4人班で考えたアイディアをこうしてWeb上で公開することを前提に,今年も5時間をかけて授業を行いました。ここに全クラス全班のプレゼン資料を公開します。公開の条件は,CC BY 4.0(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)です。これは参考にしたことを明記すれば自由に使ってくださいというライセンスです。すぐには難しいとは思いますが,これらの生徒のアイディアをもとに製品をつくったり,特許を出願することも可能です。

 これまで,生徒のアイディアは全て学校の中でしか共有されることはありませんでした。ここに公開するアイディアをご覧いただければわかると思いますが,実に刺激的で実現の可能性を感じさせられるものがいくつもあります。しかし,彼らの学びの成果は授業で発表会をしたということだけでは,そのアイディアを必要としている人の目に触れることすらないのです。9年生最後の授業で,彼らにはこれまでの技術に限らずあらゆる教科のあらゆる学びを総動員してアイディアを煮詰めてもらいました。彼らのアイディアを現実の世界へ,彼らの卒業と同時に羽ばたかせたいと思います。

 既に製品として存在するものや特許として出願されている類似のアイディアが存在しているかもしれません。しかし,授業をしてみてわかるのは,新しい何かを生み出そうとすると,現実にある製品に込められた設計者の意図が生徒達にはっきりと意識されるという事実です。新しいことを生み出すことが重要なのではなくて,自分たちがその未来を担っていることに彼らが自覚的であることがより重要です。AIが普及した未来,今の当たり前は当たり前でなくなっているかもしれません。製品に限らず,何かを再発明できる人になってほしい,自分の力を未来のために使える人になってほしい。そんな思いを込めました。

以下に全ての班のプレゼン資料を入れてあります。画像をクリックすると,プレゼン資料がPDFで開きます。ぜひご覧ください。そして,ぜひ引用してください。生徒の励みになります。よろしくお願いします。(技術科担当)

CC BY 4.0JP(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)

 


   

アイディアよ羽ばたけ!