上が1月13日,下が3月21日の木工室の棚の様子です。この2ヶ月で7年生の木製品が形になりました。

そして,この木製品は形にして終わりではありません。来年度竹園東中に進級してくる7年生が,この200近い作品を手にとって参考にしながら,夏休み頃までに設計を行います。来年度8年生になる彼らは,自分たちが先輩の作品を参考にしたことをよく覚えています。

竹園東中学校技術科の学びは,アイディアを継承する学びです。先輩のアイディアが,後輩の設計に生かされていきます。多様な木製品が生まれる理由は,生徒自身の選択にあります。

今日の最後の授業では自分の作品を班の中でプレゼンしてもらいました。そしてこう問いかけてみました。

「どうして失敗したのか,どう修正したのかを語れば3分なんてあっという間・・・失敗した人ほど学んでいるんだよ。」

設計通りにできたという生徒は誰もいません。失敗してみてあれが大事だったんだと気付きます。だから,技術科の授業では作品を製作することも大事だけれども,その過程で何を学んでいるかが本当はもっと大事なんだと伝えたら,とってもいい雰囲気になりました。

時間が余りそうな時は,聞き手の生徒達に発表者を支えるように質問するように促します。3分のタイマーが終わるたびに,生徒から拍手がわきおこりました。

8年生最初の技術科の授業は,ニス仕上げ(もしくはワックス仕上げ)です。新7年生に見せても恥ずかしくないレベルまで自分の作品を丁寧に仕上げます。

木製品に命が吹き込まれました