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今年度の第18回全国ジュニア発明展でつくば市長賞を受賞しました。科学・技術部の生徒2人の労作です。
つくば市ローカルの発明展ではありません。これは全国規模の発明展です。

★下記の日程で全国を巡回展示しています http://www.expocenter.or.jp/?page_id=4003
つくばエキスポセンター 平成28年10月22日(土)~11月20日(日)
きっづ光科学館ふぉとん 平成28年12月3日(土)~平成28年12月23日(金祝)
板橋区立教育科学館 平成29年1月21日(土)~2月12日(日)
夢と学びの科学体験館 平成29年2月25日(土)~3月12日(日)

この冬休み,3mm厚のアクリル板を切断するために実際にこのカッターガードを取り付けてアクリルカッターを使ったのですが,これまで鋼尺を押さえるために大きな力を入れながら,かつそれなりの力でひっかいていかなければならなかったものが,このカッターガードを取り付けただけで,安心して力をかけることができるだけでなく,作業もスムーズでとっても使いやすかったのにビックリしました。

使ってみたら,実用的な製品レベルに仕上がっていたのです。

実はカッター自体に手を痛めないように壁のようなガードがついた定規は建築現場などでは当たり前に使われています。しかし,工作などで個人が使う鋼尺には,残念ながらそんな安全への配慮はされていないのです。それに気付いた2人は,3D-CADでモデリングし3Dプリンタでプロトタイプを製作しました。ところが,そのプロトタイプではカッターが引っかかってしまって使い物になりません。仕方ないので再度3D-CADでデータを直して2作目を作成,実際に使ってみると,カッターは引っかからないものの,鋼尺がしっかりとおさえられません。またまた3Dデータを手直しして3作目を作成,3作目には黒板用の1mm厚のマグネットシート(普段名前を黒板に貼るために使っているもの)を取り付ける部分を組み込みました。すると,しっかりと固定かつ手も安全にガードすることができるようになりました。

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この発明展に応募しつつ,夏休みに東京ビッグサイトで開かれたMaker Faire Tokyo 2016でこの発明を紹介させていただきました。その来場者の中に大手出版関係の方がおられて,これは実用的なアイディアだと絶賛されていました。印刷業界ではカッターで手を怪我するような場面が多くあるということをお伺いしてなるほどと思っていたのですが,何気ない日常的な問題を,解決するアイディアが実はとっても大事なんですね。

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他にも,昨年度卒業していった先輩達のアイディアも一部ですが,3Dプリンタで出力してみたものがあります。これは,1月の9年生の授業で紹介した後,この中学校のサイト上にも紹介させてください。この30cm鋼尺専用カッターガードも,発明した彼らの同意が得られればぜひ,3D-CADのデータをSTLなりの形式で公開して,全世界的に使っていただけれたらと考えています。

 

30cm鋼尺専用カッターガード