図書システム導入説明会

Print Friendly, PDF & Email

9月5日(水)、高崎中学校において、「図書システム導入説明会」が行われました。これまで市内小中義務教育学校の図書室では一部を除き、蔵書管理のみがコンピュータで行われ、貸し出しや返却は手作業で行っていました。今回、(株)教育システムの図書館電算化システム「情報BOX」の新バージョンを導入したことによって、貸し出しや返却の作業もコンピュータで管理できるようになりました。

この導入については、昨年、高崎中9年生(当時8年生)の伊藤美空さんが、つくば市長への手紙で訴えたことがきっかけになりました。土浦から転入してきた伊藤さんは、1年で400冊以上も本を読むという読書家で、学校の図書室でも毎日、本を借りているそうです。土浦ではすでに図書システムが導入されており、本の貸し出し、返却はバーコードを読むだけになっています。これに対しつくば市の小中学校の図書室では、図書カードに手書きで名前や返却予定日などを記入しなければなりませんから、短い昼休みの時間は貸し出しカウンターに列ができ、借りる順番が回ってこないこともあったそうです。また、職業体験学習でつくば市立図書館に行き、膨大な貸し出しや返却作業をバーコードで行う体験もして、こうした作業の機械化は必要だと強く思いました。

そこで、お母様のすすめもあり、五十嵐市長あてに、図書室の現状と伊藤さん自身が感じていることを手紙にして送りました。これを受けた五十嵐市長は、前向きに検討することを約束し、今年度の導入実現となりました。

この日の導入説明会では、伊藤さんが手紙を送ることになった経緯や、大人になったら「本に関わる仕事につきたい」といった夢も合わせて話してくれました。「友だちや後輩にもっともっと本を好きになってもらえたら、私は嬉しいです。この先も、私ができる活動に参加をして、積極的に本のよさを伝えていきたいです」。

五十嵐市長も出席し、伊藤さんの話を受けて、「自分のことだけでなく、もっとたくさんの人たちに本を読んでほしい、本を借りるきっかけになってほしいという願いが伝わってきた。すばらしいことだ」と話しました。

後半は、(株)教育システムの長尾幸彦取締役から、情報活用の大切さや「情報BOX」の特徴的な機能などのお話をいただきました。